低レベル放射性廃棄物の次期埋設予備調査について

 

 濃縮・埋設事業所内で、低レベル放射性廃棄物のうち放射能レベルの比較的高い廃棄物の埋設施設の設置が可能かどうか確認するため、平成13年7月4日から、地質・地下水に関する予備調査を実施してまいりました。
 平成14年6月末に、調査が終了し、その結果、施設の設置に関して問題となる地層や地下水の流れの速い部分などは得られませんでした。
 調査結果報告(概要)についてはこちらをご覧ください。

主な試験項目
1.コア観察  :地下の地質に関する情報を得るためにボーリングで得られた
         試料(コア)を観察。
2.弾性波探査 :地質の境界を調べるための振動を利用した探査。
3.力学試験  :地盤の強度を求めるための試験。
4.透水試験  :水の流れ易さを調べるための試験。
5.地下水圧測定:地下水の流れている方向を調べるために地下の水圧を測定。
6.水質試験  :地下水の性状を調べるためにpHなどを測定。