発表•お知らせ
2017年5月11日
報道関係各位
日本原燃株式会社

再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る設計及び工事の方法の認可について

 当社は、2017年3月17日に、再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る設計及び工事の方法について、原子力規制委員会に対し認可申請を行っておりましたが、昨日認可されましたので、お知らせいたします。
 今回の認可内容は、以下のとおりです。

(認可内容)
 2016年1月25日に、「使用済燃料受入れ・貯蔵施設」に設置している海洋放出管理系※1の配管においてごくわずかな廃水のにじみを確認した(現在は復旧済み)。これを受けて、「使用済燃料受入れ・貯蔵施設」の廃液処理系※2及び海洋放出管理系の配管全体の調査を実施したところ、当該箇所以外にも、にじみが発生するおそれがある配管が確認された。
 このため、にじみが発生するおそれのある配管を交換する。

  • 海洋放出管理系:
    再処理工場で発生する低レベル廃液を、放射性物質などを測定して基準値以下であることを確認した後、海洋へ放出する系統
  • 廃液処理系:
    再処理工場で発生する低レベル廃液を、廃液の性状に応じて蒸発・ろ過等の適切な処理および測定を行う系統
以上