広報活動
2019年11月13日掲載

エネルギーのリサイクル工場って!?
江口ともみの六ヶ所村・日本原燃探訪記

原子燃料サイクルで日本のエネルギーを支える

日本原燃で働く若者たちに出会う

 入社2年目の若者たちが、生き生きとした表情を浮かべながら話を聞かせてくれました。 2年目といえば、まだまだ社会人として学ぶことが多くて心配事も増える時期。それでも「仕事が楽しい!」と伝えられるのは、人間味のある温かい職場なのだろうと実感しました。
 わたくし、江口ともみが六ヶ所村にある日本原燃を訪ね、「青森県出身」の若手社員と対談した時の感想です。今回、話を聞かせてくれたのは20歳前後の6人。再処理工場の運転部門に所属し、24時間3交替勤務で工場内の設備の維持や点検に従事しているとのこと。普段は同じチームで仕事をしていて、休日は一緒に出掛けるほど仲も良いそうです。


日本原燃の若手社員の皆さんと楽しくお話しました。

日本で唯一の事業でふるさと青森に貢献

大西佳吾さん

大西佳吾さん

 就職先を決めるにあたり、様々な選択肢があるでしょう。そこで私は最初に、なぜ日本原燃で働くことを選んだのか尋ねました。地元で働きたい、ふるさとに貢献したいなどの意見が出る中、大西佳吾さんは「原子燃料サイクル事業に日本で唯一取り組んでいる会社だからです」と答えてくれました。それだけ誇りを持って業務に取り組んでいるのでしょう。

 日本は資源が乏しくエネルギー自給率は先進国最低レベル。原子力発電はいったん燃料を入れると1年以上発電でき、使用済みの燃料をリサイクルできることから、準国産エネルギーと位置付けられています。東京などの大都市(消費地)で生活する若者たちに比べて、やはり原子力関連施設の立地地域である青森県で暮らす若者たちのほうがエネルギーに関する理解度も高いと実感しました。

安全操業を徹底し、地域の信頼を

鶴ケ崎航希さん

鶴ケ崎航希さん

 皆さんが笑顔で話してくれるので、職場の雰囲気や仕事の楽しさ等についても尋ねたところ、鶴ヶ崎航希さんは「分からないことがあっても先輩や上司が分かりやすく丁寧に教えてくれる。教育がしっかりした職場です」と答えてくれました。

上久保乃愛さん

上久保乃愛さん

 上久保乃愛さんは「求められる専門知識は多く大変だが学んでいる時も楽しい」と、自らの成長を実感している様子でした。

川崎颯夏さん

川崎颯夏さん

 「バルブを回すといった力仕事もあるし、安全に気をつけなくてはいけない高所作業もある」(川崎颯夏さん)ものの、そのような場合は先輩がフォローしてくれるそうです。安全を第一に助け合う環境が整っているところも日本原燃の良いところなのでしょう。
 皆さんの話を聞いていると母親世代として頼もしく感じますよと伝えると、川崎さんは「これからも安全第一で仕事に取り組み、地域の皆さんに信頼してもらいたい」と想いを語ってくれました。

石倉大輝さん

石倉大輝さん

 地域の信頼を得るために安全第一で取り組む姿勢は皆さんが持っていました。石倉大輝さんも「先輩や上司からは安全操業を徹底するよう言われています。これからも基本動作を大切にしたいです」と強調していました。

若手社員の強い責任感

高村浩太さん

高村浩太さん

 今回、対談した若手社員の皆さんから徹底した安全意識や社会に対する責任感がひしひしと伝わってきました。
 彼らも経験を積むうちに、今度は先輩となり後輩を教える立場になります。後輩たちに何を一番伝えたいかを尋ねると、高村浩太さんは「まずは挨拶をしっかりすること」と答えてくれました。仕事をする上でコミュニケーションは大切。その基本が挨拶だということを、しっかりと理解しているのですね。

 上久保さんは「積極性を大事にすること」だと教えてくれました。積極的に教育資料を読み、興味を持って理解を深めることで「しっかりと身に付き、仕事が楽しくなるから」というのが理由だそうです。

 入社2年目で、すでに後輩との接し方も考えていたり、社会人として強い自覚を持ち、専門性を高めようとする心構えに安心感を覚えました。
 今回の対談を通じて、徹底した安全意識と強い責任感をもって真摯に仕事に取り組む姿勢を感じることができました。皆さんのような若者が日本原燃で働いているからこそ、安全だけではなく安心も感じることができたことを広く伝えていきたいと思いました。

自然災害への備えを確認

 今回は六ヶ所村の日本原燃で働く若手社員との対談に加え、再処理工場やその関連設備も見学しました。前回訪ねたのは2011年の東日本大震災よりも前の時期です。その時と比べて、自決然災害などに対する安全性を高める取り組みが、とても増えたことに驚きました。一般的に地震対策として建物の耐震性を高めたりすることは考えられますが、特に驚いたのは竜巻対策。毎秒100メートルの竜巻で鉄骨などが飛ばされることも考慮し、重要な設備を守る柵まで設置するとは想像していませんでした。久しぶりに現場を訪ね、しっかりと安全対策に取り組んでいる姿勢を再確認できました。

対談を終えて

 一般的な工場は、社員が黙々と働いているイメージがありました。今回、再処理工場で働く若手社員の皆さんからお話を伺い、そのイメージとは正反対のように感じました。先輩や上司と若手社員が積極的なコミュ二ケーションを図っているからこそ、気軽に相談もできる。風通しの良いところが安全にもつながるのでしょう。石倉大輝さんが「再処理工場の必要性について、社会全体の理解がより深まれば」と話していたことも印象的。日本のエネルギー供給の将来を考えての発言でしょう。そのような意見が20歳前後の若手社員から聞けたので、日本の将来は安心だなと実感しました。

江口ともみ

江口 ともみ(えぐち ともみ)

1968年2月4日 東京都生まれ
テレビを中心とした様々なメディアで活躍中。ビジネス誌やWEBで企業を訪問し、インタビュアーも務めている。現在は、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、ニッポン放送「三宅裕司サンデーヒットパラダイス」などにレギュラー出演中。