日本原燃

平成23年4月8日

報道関係各位

日本原燃株式会社

当社各施設の状況について(4月8日17時00分現在)

 4月7日23時32分の地震発生後の当社各施設の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

 当社の全ての施設の保安上必要な電源を、非常用電源から切り替え、商用電源(外部電源)にて運転を行っております。

 なお、当社各施設周辺の放射線量は、平常の値と変わっておりません。

【再処理工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター】
再処理工場の保安上必要な電源については、4月8日14時58分までに、すべて非常用電源から商用電源に切り替え。
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの保安上必要な電源については、4月8日10時46分までに、すべて非常用電源から商用電源に切り替え。
安全上重要な機器は、全て起動中。
設備は、点検済みで異常なし。
主排気筒モニタ、モニタリングポスト、エリアモニタ、換気筒モニタ、ダストモニタの値は、異常なし。(使用済燃料輸送容器管理建屋におけるエリアモニタおよびダストモニタは15時52分復旧)
火災・けが人なし。
   
【ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター】
ウラン濃縮工場の保安上必要な電源については、4月8日13時05分、非常用電源から商用電源に切り替え。
低レベル放射性廃棄物埋設センターの保安上必要な電源については、4月8日16時00分、非常用電源から商用電源に切り替え。
設備は、点検済みで異常なし。
火災・けが人なし。
   
【地震発生後に確認された事象】
再処理工場における外部電源の喪失について(B情報)
 4月7日23時32分の地震発生に伴い、再処理工場の外部電源が喪失しました。これに伴い、非常用電源により給電を行いました。本事象による環境への影響はありません。
   
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターにおける外部電源の喪失について(B情報)
 4月7日23時32分の地震発生に伴い、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの外部電源が喪失しました。これに伴い、運転予備用電源により給電を行いました。本事象による環境への影響はありません。
   
北換気筒モニタによるモニタリングおよび管理区域の排風機の一時的停止について(B情報)
 4月7日23時32分の地震発生による、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターにおける外部電源の喪失に伴い、北換気筒モニタによるモニタリングおよび管理区域の排風機が一時的に停止しましたが、8日0時9分頃に運転予備用電源を起動し、その後、モニタリングおよび管理区域の排風機の運転を再開しました。
   
ウラン濃縮工場における外部電源の喪失について(B情報)
 4月7日23時32分の地震発生に伴い、ウラン濃縮工場の外部電源が喪失しました。これに伴い、非常用電源により給電を行いました。本事象による環境への影響はありません。
   

※下線部が新規事項です。

以上


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