2月6日(土)7時26分、使用済燃料受入れ・貯蔵施設で屋外(非管理区域)に設置してある安全冷却水系※1膨張槽B※2の水位高警報が発報しました。その後、膨張槽の水位低下を示す警報が発報し、インターロックにより安全冷却水系冷却水循環ポンプB※3が停止しました。調査の結果、当該水位計が正常に機能していないことを確認しました。
気温の低下により、水位を検出する配管の凍結が考えられたため、当該配管の加温を強化したところ、膨張槽Bの水位計の機能が正常になったことから、安全冷却水系冷却水循環ポンプBを起動し、15時42分に安全冷却水系(B系列)を復旧しました。
なお、もう一方の安全冷却水系(A系列)については健全性を確認しました。
本事象による環境への影響はないことを確認しました。
詳細な原因については現在調査中です。
※1 |
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安全冷却水系 |
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燃料貯蔵プール水の崩壊熱を熱交換器を介して冷却する系統。その他、第1非常用ディーゼル発電機等へも冷却水を供給している。
系統は、2系列を有しており1系列で機能を維持できる。 |
※2 |
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膨張槽B |
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安全冷却水系B系列内の冷却水の温度膨張を緩和するためのタンク |
※3 |
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冷却水循環ポンプB |
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安全冷却水系B系列の各使用機器に冷却水を供給するためのポンプ |
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