1月9日(土)22時50分頃、精製建屋(管理区域内)において、塔槽類廃ガス処理設備から発生する廃液の定期的な処理のため、第2酸回収系蒸発缶※1に廃液を供給する前の運転準備として、加熱設備※2から精留塔※3へ加熱蒸気を供給した際、加熱蒸気の温度が高くなったため、インターロックが作動し、加熱設備が停止しました。現在、加熱設備は停止しており、安全上問題はありません。
また、原因については調査中です。
なお、本事象による周辺環境への影響はなく、作業員の被ばくもありません。
※1 蒸発缶 |
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再処理工場で発生する廃液から硝酸を回収する目的で、廃液を加熱蒸気により加熱し、蒸発させる設備 |
※2 加熱設備 |
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蒸発缶、精留塔で使用する加熱蒸気を製造・供給する設備 |
※3 精留塔 |
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蒸発缶で発生した硝酸蒸気を加熱蒸気により加熱し、硝酸と水に分離して硝酸を回収する設備 |
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