9月2日(水)9時30分頃、濃縮・埋設事業所研究開発棟の管理区域内において、試験用設備の機器の冷却水の配管に設置されているヒータ装置(インラインヒータ※1)の定期点検中に、同装置の分解されていたフランジ部から冷却水(非放射性)が漏えいしていることを発見しました。
直ちに、弁を閉め、9時40分頃、漏えいが停止したことを確認しました。
漏えいした冷却水については、同区域内の床及び床の溝に溜まっており、管理区域外に漏えいしていないことを確認するとともに、念のため、放射能測定を行ったところ、放射性物質は含まれていないことを確認しました。
また、漏えいした冷却水については、回収を完了し、漏えい量は約800リットルでした。
調査したところ、ヒータ装置点検に伴う弁の閉止が不十分であり、この弁を通して冷却水が流れ、漏えいに至ったものと判明いたしました。
なお、本事象による、放射性物質の外部への放出はなく、環境への影響はありません。
※1インラインヒータ:試験設備の機器を冷却するための水を一定の温度に調節する電気ヒータ |