その後の調査の結果、推定原因及び再発防止対策は以下の通りです。
○推定原因
安全蒸気ボイラA号機の燃料(プロパンガス)供給ラインに設置されている圧力スイッチ※3(高側)の設定値(動作する値)及び減圧弁※4の設定(減圧後の圧力)にズレが生じていたため、圧力スイッチが動作し、安全蒸気ボイラA号機が停止したものと推定しました。
なお、圧力スイッチの設定値及び減圧弁の設定を調整して、5月14日に安全蒸気ボイラA号機が運転可能な状態になったことを確認しました。
○再発防止対策
圧力スイッチの設定値及び減圧弁の設定を定期的に確認し、必要に応じて調整を実施するとともに、念のため、圧力スイッチの交換及び減圧弁の分解点検を実施することとしました。
※3 圧力スイッチ |
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安全蒸気ボイラへの燃料供給ラインの圧力異常を検知して燃料の供給を停止する安全装置 |
※4 減圧弁 |
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プロパンガスボンベ圧力をボイラ内で燃焼するのに適した圧力まで減圧する弁 |
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