日本原燃
再処理工場におけるアクティブ試験の実施状況について
(2007年10月5日更新)

アクティブ試験の概要 再処理工程図

・第1ステップにおける試験は、2006年3月31日より開始し、2006年6月26日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その1)
・第2ステップにおける試験は、2006年8月12日より開始し、2006年12月6日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その2−1)
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その2−2)
・第3ステップにおける試験は、2007年1月29日より開始し、2007年4月26日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)経過報告(第3ステップ)


□各主要建屋における試験実施状況(2007年9月30日現在)
8月31日より、アクティブ試験の第4ステップを開始しております。
アクティブ試験の第4ステップでは、再処理施設全体の処理性能を確認するとともに、固体廃棄物の処理能力、線量当量率及び空気中の放射性物質濃度、環境への放出放射能量等についての確認、高レベル廃液ガラス固化設備の処理能力の確認等を実施いたします。
また、これらの試験を通じて、再処理施設全体の連続運転に関する習熟とデ−タの蓄積等を図ってまいります。

【前処理建屋】
 ・処理性能確認試験

(アクティブ試験の第4ステップにおける使用済燃料のせん断実績)
種 類 せん断実績(2007年9月30日現在)
加圧水型軽水炉用燃料(PWR燃料) 154体
沸騰水型軽水炉用燃料(BWR燃料) 0体
合 計 154体

【分離建屋】
 ・分離・分配性能確認試験
 ・酸回収性能確認試験
 ・溶媒再生性能確認試験
 ・高レベル廃液濃縮設備運転性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・使用済み硝酸及び使用済み有機溶媒処理(試験運転の一環として行うもの)
 ・廃液処理を実施(試験運転の一環として行うもの)

【精製建屋】
 ・ウラン精製性能確認試験
 ・プルトニウム精製性能確認試験
 ・プルトニウム濃縮運転性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・溶媒再生性能確認試験
 ・酸回収性能確認試験
 ・使用済み硝酸及び使用済み有機溶媒処理(試験運転の一環として行うもの)

【低レベル廃液処理建屋】
 ・低レベル廃液処理設備運転性能確認試験
 ・液体廃棄物放出量確認試験
 ・廃液処理(試験運転の一環として行うもの)

【ウラン脱硝建屋】
 ・処理性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・ウラン溶液の受入れ(試験運転の一環として行うもの)

【ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋】
 ・溶液調整性能確認試験
 ・脱硝性能確認試験
 ・粉体処理性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・処理性能確認試験
 ・ウラン溶液及びプルトニウム溶液の受入れ(試験運転の一環として行うもの)

【低レベル廃棄物処理建屋】
 ・処理能力確認試験
 ・廃棄物処理(試験運転の一環として行うもの)

【チャンネルボックス・バーナブルポイズン処理建屋】
 ・処理能力確認試験
 ・廃棄物処理(試験運転の一環として行うもの)

各試験項目の解説は、こちらをご覧ください。


放射性物質の放出状況(放射線・放射能リアルタイムホームページ)

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