日本原燃
2013年4月3日
 

 放射性物質による汚染を伴う傷病者の診療に関する十和田市立中央病院との覚書締結について 


 

 当社はこのほど、十和田市立中央病院(青森県十和田市:管理者 松野正紀 氏)と、「放射性物質による汚染を伴う傷病者が発生した場合の診療に関する覚書」を締結しましたのでお知らせいたします。
 このような覚書の締結は、青森労災病院、八戸市立市民病院、弘前大学医学部附属病院との締結に続き、当社として4例目となります。

 十和田市立中央病院は、青森県が定める「青森県地域防災計画(原子力編)」(昭和47年3月作成)において、初期被ばく医療機関に指定されており、万一、当社において放射性物質による汚染を伴う傷病者が発生した際に、円滑かつ迅速な救急医療措置が実施できるよう、同病院と覚書を締結したものです。
 覚書では、診療および放射性物質の汚染拡大防止措置などを円滑に実施するため、「通報連絡」、「資機材の配備」および「訓練の実施」等について定めております。
 今回の覚書締結により、当社の緊急被ばく医療体制は、更なる充実・強化が図られるものと考えており、引き続き、万一の事態に備え、こうした取り組みを継続してまいります。

 当社は、今後とも安全を最優先に事業に取り組んでまいります。

※初期被ばく医療機関
 原子力発電所等から搬送される傷病者等の初期診療を行い、必要に応じて、二次・三次被ばく医療機関への搬送を判断する。二次・三次被ばく医療機関では、精密な医学的診断や専門的な治療等を行う。

以上

 


 

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