六ヶ所再処理工場における通水作動試験の概要

 

通水作動試験の全体概要

■通水作動試験は,水,蒸気,空気を用いて,「建屋」毎に実施します。

■個々の機器や系統(容器,配管,ポンプ,弁などの機器で構成される一つのまとまった単位)に着目して,試験を段階的に実施します。

 前処理建屋には約200の系統がありますが,その「系統単位」で,準備段階の試験と言える「ブランク試験」(電気計装機器の調整試験)に引き続き,本格的な試験として,容器の容量を測定する「槽検量試験」,個々の機器単位で機能を確認する「機器単体試験」,系統単位で機能を確認する「系統試験」の流れで試験が行われます。そして,更にこれらの系統試験が終了した幾つかの系統を集めて,「総合試験」を行います。

■系統によっては,構成する機器の保守性を確認する試験を実施します。

 

 


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