六女スルメプロジェクト紹介

座談会「日本原燃で働く」とは?

  • 燃料製造事業部 丸山茜 若手社員
  • 燃料製造事業部 山崎友紀子 若手社員
  • 濃縮事業部 分枝美沙子 若手社員
  • 地域本部 広報部 藤野優子 先輩社員
  • 人事部 鹿目寿美子 司会
  • 再処理事業部 森澤唯 若手社員
  • 再処理事業部 加藤智帆美 若手社員
※取材当時
日本原燃の女性社員は結婚・出産・育児などのライフイベントを迎えてどのように働いているのか、その実像や職場環境について、また六ヶ所村で働く・暮らす魅力について、先輩社員と若手社員が語り合いました。
女性が現場で働くことに意味がある
鹿目
今日は、日本原燃での女性社員の働き方や、育児との両立について先輩に聞いてみようという趣旨で、広報部総括グループの藤野さんと若手社員の皆さんにお越しいただきました。
一同
よろしくお願いします。
加藤
私は入社5年目ですが、就職活動の時にはそれなりに女性社員もいるという印象でした。藤野さんの頃はどうでしたか?
藤野
時代が違いますねー(笑)。私は技術系の女子採用が始まって3年目の入社だったので、まだ数人しか女性がいませんでした。でも、そうした状況で、しかも当社のような特殊な業界では、女性が作業着を着て普通に現場にいること自体に意味があるんじゃないかと思ったんです。
森澤
すごく共感できます。私の志望動機と全く同じなので。
藤野
本当に?嬉しいな。
森澤
私は青森県出身で、大学は県外だったんですが、青森に戻ろうと思って就職活動をしていました。その中で「原子燃料サイクル」という言葉が目に止まり、出身県にそんな技術があるんだと驚きました。その後、東日本大震災が起こり、自分で何かできることがないかと考えるようになったんです。原子力という業界でも女性が働けるんだということを示せれば、安心につながるのではないかと思って当社を志望しました。
藤野
やはり女性の方が放射線や原子力に対して敏感だと思うんですよね。だから、私たちが女性という立場で不安な気持ちを共有することは大切だし、そこに存在価値があると思う。子どもを持った今はとくにそう感じます。
周囲と協力し合うためには基本が大事
鹿目
次に、仕事と育児を両立していくにあたり、職場環境についてはどう思われますか。
藤野
少なくとも私は、これまで育児休職や短時間勤務を利用して嫌な思いをしたことはありません。むしろ上司に「子どもが小さいうちはできるだけ一緒に過ごした方がいいよ」と言ってもらえたり。もちろん、そういう配慮に甘えるのではなく、当然のことですが責任を持って仕事を全うするようにしています。あとは、いかに周囲と協力していくか、ではないでしょうか。
丸山
そのために心がけていることがあれば教えてください。
藤野
女性に限った話ではないのですが、周りに「協力しよう」と思ってもらえる人、つまり人間的に魅力のある人になるということです。ルール・マナーを守るとか、あいさつをするとか、話しかけやすい雰囲気をつくるとか、基本的なことが大事だと思います。また、協力してもらうばかりでなく他の人への協力も惜しまないようにしています。
森澤
子育てしている、していないに関わらず周りに目を配り、できることは力を貸すということですよね。私も最近、少しずつですが意識するようにしています。
山崎
私が話をお聞きした先輩社員は、子どもが熱を出して急に帰らなければいけないこともあるので、常に周囲と情報共有しておくことが必要だと仰っていました。
藤野
私も、仕事の進捗や今後の予定などは関係者に細かく伝えるようにしています。あとは、仕事を後回しにしないことでしょうか。昔は嫌な仕事はどんどん後回しにしていたんですが(笑)、今はそうも言っていられません。
山崎
時間が限られていると、仕事に優先順位をつけることも必要ですよね。
藤野
はい。優先順位を付けたうえで、良い意味で手を抜くところは抜くというか、ムダに時間をかけすぎないようにしています。物事を効率良く進める能力は研ぎ澄まされた気がします。
もっと働きやすい職場づくりのために
国の「くるみんマーク」取得にあたっても男性社員の育児休職取得が求められていますが、皆さんの近くの男性社員はいかがですか。
丸山
近くの男性陣に話を聞いた時は、雰囲気的に取りづらいというよりも、同期や後輩とキャリアで差がつくんじゃないか、ということを気にしていました。周りの男性が取っていればまた違うのかもしれませんが。
分枝
私も、もし子どもができたら夫に育児休職を取ってほしいと思っています。育児休職を取った男性社員の方に話を聞く機会があったのですが、あらかじめ職場の方たちに「子どもができたら育児休職取ります」と周知しておいたそうです。私の夫にもそれをお願いしていて、雑談程度ですが伝えてもらっています。
加藤
周囲の反応はどうなんですか?
分枝
上司も全く問題ないと理解してくれているそうです。ですので、やはり取るかどうかは本人の気持ち次第なのかな、と。
山崎
きっと女性も、育児休職制度ができたばかりの頃は、取得するのがなかなか大変だったはずですよね。今、男性が同じような段階なのではないでしょうか。
加藤
若い世代の男性社員が積極的に取るとか、徐々に意識が変わっていくと良いですね。
森澤
皆さんの話を聞いていて、育児にはパートナーの協力が不可欠だなと思いました。ご主人と一緒に育児をしていくなかで気をつけていることはありますか。
藤野
仕事と同じで、「お互い様」の精神でそれぞれがやるべきことをしっかりやるということでしょうか。
コミュニケーションも一つのポイントかもしれませんね。何かをやってもらったら「ありがとう」「助かった」と言葉にするとか。たまに食卓にメモを置いてみたり(笑)。
丸山
藤野さんは県外のご出身だそうですが、ご両親を頼ることができない状況で子育てをどう乗り越えてきたんですか。
分枝
私も興味があります。私も夫も県外出身なので。
藤野
うちは主人の両親と二世帯住宅で、本当にピンチな時は助けてもらえるので、あまり参考にならないかも(笑)。ただ、六ヶ所村には診療所や保育所もありますし、何より職場も近い。子どもの送り迎えをする人にはマイカー通勤も認められていますし、育児しやすい環境だと思いますよ。
※くるみんマーク:「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けた企業の証。
六ケ所の魅力は食・自然・人
六ヶ所村は子育てがしやすいというお話もありましたが、皆さんそのほかにどんなところに魅力を感じておられますか。
丸山
食べ物もお酒も何でも美味しいところです。居酒屋には、私の好きな青森の地酒が沢山あります(笑)。
加藤
私も食べ物ですね。青森に来てからウニを初めて美味しいと思いました。
私も!こっちに来てウニ、イカ、ホタテが食べられるようになりました。
森澤
自然に恵まれている点ですね。今度、ワカサギ釣りデビューをしようかなと。小川原湖に行く予定です。
分枝
自然に囲まれているから、お金をかけずに遊べますよね(笑)。ワカサギ釣りも、他のところだと入漁料を取られるけど無料でできるのでオススメです。
山崎
会社や寮のイベントも、スキー旅行やお祭りなどいろいろあるので楽しめると思います。
近くに温泉があるところも良いですよね。少しドライブすれば日帰り入浴ができる。温泉に小さい子どもを連れて行くのって周りの目がちょっと気になるんですけど、この辺の温泉は赤ちゃんもウェルカムという感じで、気兼ねなく連れて行けるのが嬉しいです。
「ろっかぽっか」(六ヶ所げんねん企画が運営する温泉施設)もありますし。
丸山
私は、地域の方たちとの距離が近いところかな。助け合う、連絡を取り合うのが当たり前で、地域のイベントも多いしご近所づきあいも密。会社も地域にとけこんでるっていう感じがします。
距離感で言うと、青森に来て驚いたのは皆が下の名前で呼び合うことですね。
丸山
確かに、社内でも男性が女性に対して下の名前やあだなで呼んでいますね。
それでセクハラ!とかいう人はいません(笑)。
加藤
女性も男性の上司を名前で呼びますし、家族的というか和気あいあいという感じですよね。
六ヶ所村は働くにも暮らすにも魅力たっぷり!ということで締めさせていただきます。皆さんありがとうございました。
一同
ありがとうございました。