「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂については、本年４月に原子力安全委員会において改訂原案がとりまとめられ、現在公募中の意見を踏まえて正式に決定される見通しであり、本指針改訂に伴い、再処理施設等の耐震安全性に関する規定も改訂されることとなっております。 　今回の改訂は、耐震安全性のより一層の向上を目指して、最新の知見を取り入れたものですが、再処理施設および廃棄物管理施設については、これまでも詳細な地質調査ならびに十分な裕度をもって耐震設計を行なっており、耐震安全性は確保されているものと考えております。 　また、現在事業許可申請中のＭＯＸ燃料加工施設については、改訂される指針に従い申請の補正等により対応することとしております。 　当社としましては、指針改訂後、改訂内容を踏まえた耐震安全性評価等を計画的に実施することとしておりますが、この耐震安全性評価は、基準地震動の策定など、一定期間が必要となることから、指針改訂に先行し、改訂原案に照らして、これまでの地質調査を補完するための調査を実施することとしましたのでお知らせいたします。 　なお、調査内容等はこちら（ＰＤＦ）をご覧下さい。

以上