JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成10年6月26日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

再処理工場に関する設計及び工事の方法の認可申請(第7回目)について

 
 

 当社は、本日、再処理工場に関する設計及び工事の方法について、科学技術庁長官に対し第7回目の認可申請を行いましたので、お知らせいたします。

 今回の申請は、再処理工場の製品に係るウラン脱硝建屋、ウラン酸化物貯蔵建屋、ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋、ウラン・プルトニウム混合酸化物貯蔵建屋内の設備を中心に申請を行いました。

 

ウラン脱硝建屋では、精製建屋で回収された「核分裂生成物」等の除去を行った「硝酸ウラニル溶液」を受入れ、電気ヒーター等により加熱し、「UO3粉末」の製品にします。

ウラン酸化物貯蔵建屋では、「UO3粉末」の製品を貯蔵します。

ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋では、精製建屋で回収された「核分裂生成物」等の除去を行った「硝酸ウラニル溶液」と「硝酸プルトニウム溶液」を受入れ、マイクロ波照射等により「MOX粉末」の製品を貯蔵します。

ウラン・プルトニウム混合酸化物貯蔵建屋では、「MOX粉末」の製品を貯蔵します。

さらに、「高レベル廃液」をガラス固化する高レベル廃液ガラス固化設備、低レベル固化廃棄物の処理、貯蔵を行う設備、及び再処理工場の分離施設、精製施設等に係る計測制御設備等の申請となっています。

 

 なお、詳細につきましては、別紙をご参照ください。

 

以上

 

 <別紙>   第6回目 認可対象施設の概要
 <参考>   再処理工場の設工認の主要経緯

 


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