JAPANNUCLEARFUEL LIMITED

平成10年5月20日


<別紙1>

 

重量測定装置等の調整状況について

 
  

 本年3月13日に受入れたガラス固化体60本のうち、1基目20本(東京電力分)の重量測定結果は、5月8日にお知らせしたとおり、判定基準の550Kgを下回っているものの事業所外廃棄確認申請書に記載されている値に比べ全体的に高い傾向にあり、一部の固化体を数回測定したところ測定値にばらつきが見られた。

 

 調査の結果及びその対応策は以下のとおり。

測定値が全体的に高い傾向にあったことについては、現場データを制御室に伝送するための電気信号が全体的に高めに変換されることがわかったことから、関連部品を交換し校正を実施した。
この結果、高い傾向を示すことはなくなった。

測定値がばらつくことについては、重量測定装置の上部に設置されている寸法測定装置の一部とガラス固化体の接触が認められたことから、寸法測定装置の該当部分を取り外した状態で測定することにした。
この結果、測定値がばらつくことはなくなった。

 以上の対策を施した後、5月18、19日に再測定を実施した結果、再測定の結果についてもすべて判定基準を満足した。

 

 主要作業内容については、以下のとおり。

1)

5/9,10

関連部品の交換及び標準分銅を用いた校正

2)

5/11〜13

ガラス固化体の重量測定等による調査・調整

(寸法測定装置の一部取り外しを含む)

3)

5/14

重量測定装置の性能確認

4)

5/18,19

再測定

 


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