JAPANNUCLEARFUEL LIMITED

平成10年4月3日  

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

ガラス固化体の受入れ検査の開始について

 
 

 当社は、先月13日に施設内に受け入れましたガラス固化体60本につきまして、これまで検査のための準備作業を行ってまいりましたが、このたび準備が整いましたので、受入れ検査を4月6日より開始いたしますので、お知らせいたします。

 

 

1.検査開始   平成10年4月6日(月) 午前9時より作業開始

 

2.これまでの作業

 (1)

 3月13日に輸送容器3基を受け入れた後、ガラス固化体受入れ建屋天井クレーン及び輸送容器搬送台車を用いて、輸送容器1基を輸送容器検査室まで移動しました。なお、残る2基は受入建屋一時保管区域にて、検査開始まで保管することになります。

(2)

 輸送容器をガラス固化体抜きだし室へ移動し、ガラス固化体検査室の天井クレーンで1本ずつ固化体を抜き出し、ガラス固化体仮置き架台に20本全て仮置きしました。

(3)

 また、発熱量、表面汚染、放射能量等の検査装置の調整作業も行いました。

 

3.備考

(1)

 検査は輸送容器1基ごと20本について行い、国より確認証を受領した後、ピットに収納します。

(2)

 残る2基のガラス固化体の検査を始める前にも検査に万全を期すため、検査装置の調整等を数週間程度かけて行うことを予定しています。

 

以 上

 


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