JAPANNUCLEARFUEL LIMITED
平成9年11月20日
報道関係各位
日本原燃株式会社
当社は、11月21日より高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの第3回定期検査を開始いたしますので、お知らせいたします。 なお、定期検査期間は約1ヶ月を予定しています。
以 上
<参考>
1.警報装置、連動装置の作動
収納管排気設備の入口圧力などの警報装置、天井クレーンが9m以上のつり上げ高さとならないようにするなどの連動装置が確実に作動することを確認いたします。
2.放射性廃棄物の処理能力
施設の排気風量など放射性廃棄物の処理能力が事業許可申請書等で定めた能力以上であることを確認いたします。
3.主要な放射線管理施設の性能
放射線管理用モニタや放射線管理設備の警報装置が事業許可申請書等で定めた性能を満足することを確認いたします。
4.放射線管理を必要とする場所の線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度
施設内の線量当量率及び空気中の放射性物質の濃度が、事業許可申請書等で定めた値以下であることを確認いたします。
5.核燃料物質等を限定された区域に閉じ込める能力
放射性物質で汚染のある区域が外よりも低い気圧(負圧)に維持されていること及び収納管が負圧に維持されていることを確認いたします。
6.その他の性能
クレーンのガラス固化体のつかみ具の動作、ガラス固化体の冷却が使用前検査において、国が合格と認めた状態に維持されていることを確認しています。