平成９年９月２２日

報道関係各位

日本原燃株式会社

　当社は、本日、再処理工場に関する設計及び工事の方法について、科学技術庁長官に対し第６回目の認可申請を行いましたので、お知らせいたします。

　今回の申請は、再処理工場の中心的部分である分離建屋及び精製建屋内の設備を中心として申請を行いました。
　まず、分離建屋内の設備では、前処理建屋でせん断、溶解及び清澄・計量を行った後の溶解液を受け入れ、有機溶媒を用いて「ウラン及びプルトニウム」を抽出し、「核分裂生成物」と分離を行い、さらに「ウラン」と「プルトニウム」とに分離します。
　次に、精製建屋内の設備では、分離建屋の設備から受け入れた硝酸ウラニル、硝酸プルトニウム溶液中の核分裂生成物等の除去を行います。

　さらに、高レベル廃液を濃縮するための高レベル廃液濃縮設備並びに、同廃液をガラス固化するまで一時貯蔵するための高レベル廃液貯蔵設備及びそれを収容するための高レベル廃液ガラス固化建屋等の申請となっています。

　なお、詳細につきましては、別紙をご参照ください。

以上

　・別紙　第６回目　設工認申請対象施設の概要
　・別紙　再処理工場の設工認の主要経緯