| 平成９年６月１７日 |
報道関係各位
|
日本原燃株式会社
|
六ヶ所ウラン濃縮工場における
平成９年度運転開始予定分（ＲＥ−２Ａ）の慣らし運転開始について |
|
当社は、六ヶ所ウラン濃縮工場において、現在のところ第一期工事分（ＲＥ−１、６００ｔＳＷＵ／年）の操業を行っておりますが、この度、平成５年９月に着工した第二期工事前半分（ＲＥ−２前半分）のうち、平成９年度運転開始予定分（ＲＥ−２Ａ、１５０ｔＳＷＵ／年）につきまして、明日１８日から慣らし運転を開始する予定でありますので、お知らせいたします。
なお、生産運転は平成９年１０月から開始する予定です。 |
|
|
|
|
| ＜参考＞ |
| 慣らし運転は、六フッ化ウランをUF6処理設備及び均質・ブレンディング設備に順次流し込み、その性能確認を行った上で、遠心分離機へ流し込みます。最終的に濃縮ウランを生産できる状態が整った後、総合的な生産能力（１５０トンＳＷＵ／年）の確認を行います。 |
| １． |
慣らし運転の手順 |
|
(1) |
発生槽に装着したシリンダから、六フッ化ウランを発生させます。カスケード設備はバイパスし、UF6処理設備の性能確認を行います。 |
|
(2) |
均質・ブレンディング設備において、六フッ化ウランを流し込み、性能確認を行います。 |
|
(3) |
最終段階として、カスケード設備に六フッ化ウランを徐々に流し込み、遠心分離機の状態を確認しながら生産能力の確認を行います。 |
|
|
|
| ２． |
これまでの主要経緯 |
|
| ［第一期分（６００トンＳＷＵ／年）］ |
| |
・事業許可申請 |
昭和６２年 ５月 |
|
・事業許可 |
昭和６３年 ８月 |
|
・建設工事開始 |
昭和６３年１０月 |
|
・操業開始 |
平成 ４年 ３月（１５０トンＳＷＵ／年分、ＲＥ−１Ａ） |
|
|
平成 ４年１２月（１５０トンＳＷＵ／年分、ＲＥ−１Ｂ） |
|
|
平成 ５年 ５月（１５０トンＳＷＵ／年分、ＲＥ−１Ｄ） |
|
|
平成 ６年 ９月（１５０トンＳＷＵ／年分、ＲＥ−１Ｃ） |
|
|
|
| ［第二期前半分（４５０トンＳＷＵ／年）］ |
|
・事業変更許可申請 |
平成 ４年 ７月 |
|
・事業変更許可 |
平成 ５年 ７月 |
|
・建設工事開始 |
平成 ５年 ９月 |
|
・操業開始（予定） |
平成 ９年１０月（１５０トンＳＷＵ／年分、ＲＥ−２Ａ） |
|
|
