JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成9年6月11日
報道関係各位

日本原燃株式会社

再処理施設の放出管理設備の灯浮標(ブイ)の浮遊について

 現在建設中であります再処理施設の放出管理設備につきまして、本日、海洋放出口(陸地から海中3キロメートル地点)の位置を示す4つの灯浮標のうち、1つが浮遊していることが分かりました。
 その後、設置位置から南に20キロメートル付近に浮遊している灯浮標を確認し、12時半頃に同灯浮標をむつ小川原港に曳航・接岸いたしました。
 つきましては、今後、灯浮標の浮遊した原因調査を行うとともに、灯浮標の復旧を行います。
 なお、今回の灯浮標浮遊に伴う船舶等への影響はありませんでした。
<参考>
海洋放出管:  海洋放出管は、工場から海中に設置する海洋放出口まで延長約11Km(陸地約8Km、海中約3Km)の一本の管です。海洋放出管からは、再処理工場から発生する低レベル放射性廃液を処理した蒸留水などを、安全確認したのち放出します。
以上


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