平成26年7月4日

報道関係各位

日本原燃株式会社

『米国情報「電源系統の設計における脆弱性」に係る報告の指示』に係る報告書の提出について


 当社は、原子力規制委員会からの指示文書「米国情報『電源系統の設計における脆弱性』に係る報告の指示について」(平成26年6月5日付け)に基づき、報告書を取りまとめ、本日、同委員会に提出しましたのでお知らせいたします。

 調査の結果、当社再処理施設の電源系統においては、1相開放故障に係る事象を把握することが可能であり、非常用ディーゼル発電機の起動などの対応により、事象が収束することから、安全上の問題には至らないことを確認いたしました。

 引き続き、1相開放故障の運転員への周知、手順書の整備ならびに定期的な教育を行うとともに、日常監視や巡視においても異常の早期発見に努めてまいります。

※1相開放故障:3相交流電源の電路の内の1相が、断線などにより停止状態になること。米国の原子力発電所では、架線を支持する箇所が折損し、架線の接続部が外れたことにより、当該事象が発生したにもかかわらず、検知できず、運転を停止したケースがあった。

詳細は、別紙のとおりです。

別紙:米国情報「電源系統の設計における脆弱性」に係る報告について(PDF)


以上


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