平成25年9月25日

報道関係各位

日本原燃株式会社
東北電力株式会社
リサイクル燃料貯蔵株式会社
東京電力株式会社

下北半島東部の地質構造調査の実施状況について


 日本原燃株式会社、東北電力株式会社およびリサイクル燃料貯蔵株式会社は、下北半島の太平洋側に位置する大陸棚外縁の断層について、この地形を形成した地下深部の地質構造の把握を目的に、平成24年11月23日より、3社共同で海上音波探査を主体とした調査を実施しておりました。
(平成24年11月22日お知らせ済み)


 その後、大陸棚外縁の地形を形成した地下深部の地質構造を把握するためには、太平洋側海域から陸奥湾を含めたより広範囲のデータを取得していくことが原子力施設の安全性に関する説明性のさらなる向上につながるものと判断し、平成25年5月14日より、東京電力株式会社を加えた4社共同で陸奥湾を含めた海上音波探査を実施しておりました。
 また、この調査については、有識者から構成される第三者委員会を設け、客観的な立場から幅広くご指導・ご助言をいただきながら評価を実施していくこととしております。
(平成25年5月13日お知らせ済み)


 この調査について、陸奥湾側の現地調査は平成25年5月24日に、太平洋側の現地調査は平成25年6月18日にそれぞれ終了しております。
 現在、平成25年7月17日に開催された第1回「下北半島東部の地質構造に関する検討委員会」(第三者委員会)でのご意見等も踏まえながら、データの分析・評価を鋭意進めているところであり、取りまとめには時間を要する見込みとなっております。
 このため、調査結果については、取りまとめ後お知らせいたします。

大陸棚外縁の断層については、耐震設計審査指針に基づき、日本原燃株式会社が実施した耐震安全性評価(バックチェック)において、平成22年12月9日に原子力安全委員会より、「耐震設計上考慮する活断層ではないとする判断に問題はない」との見解が示されております。


以上


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