平成22年12月14日

報道関係各位

日本原燃株式会社

六ヶ所ウラン濃縮工場 新型遠心機への更新工事の進捗状況および既設遠心機(RE−2B)の生産運転停止について


1.新型遠心機への更新工事の進捗状況
 当社のウラン濃縮事業におきましては、新型遠心機「初期導入」として、既設遠心機1050tSWU/年のうち、75tSWU/年を2回に分けて新型遠心機に更新する工事を進めており、2011年9月(前半分)及び2012年9月(後半分)に運転を開始する予定です。
 この新型遠心機の更新工事は、本年3月より開始しており、工事の進捗状況は以下のとおりです。

  (1)既設遠心機(RE−2A)の撤去及び新型遠心機の据付工事について
 本年4月から更新対象の既設遠心機(75tSWU/年)の撤去工事を開始し、同年10月に撤去を完了しました。現在、新型遠心機を据え付けるために基礎工事を進めております。

  (2)新型遠心機の製造について
 本年4月から新型遠心機の製造を開始し、新型遠心機「初期導入」前半分(2011年9月運転開始)相当台数のほぼ半数について製造を終了しております。

2.既設遠心機(RE−2B)の生産運転停止
 現在運転している既設遠心機(RE−2B)については、新型遠心機への更新工事をより安全に実施するため、本年12月15日に生産運転を停止し、系統内に残留しているウランをシリンダ等の容器に回収する作業を実施していきます。


別添:六ヶ所ウラン濃縮工場 新型遠心機への更新工事の進捗状況および既設遠心機(RE−2B)の生産運転停止について


以上


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