平成22年7月28日

報道関係各位

日本原燃株式会社

再処理工場に関する設計及び工事の方法の変更認可申請について


 当社は、再処理工場に関する設計及び工事の方法について、本日、経済産業大臣に対し変更認可申請を行いましたので、お知らせいたします。
 今回の申請内容については、以下のとおりです。

(申請内容)
1. ガラス溶融炉内のガラス温度分布を十分に把握し、安定運転をより確実なものにするため、温度計の測定点を増やす等の工事を行う。
2. 模擬廃液については、現状、ガラス溶融炉の洗浄運転時に供給することとしているが、立ち上げ時等においても模擬廃液を供給できるよう供給時期を変更する。なお、この模擬廃液の供給には既存設備を使用することから、新たな工事は発生しない。
3. 高レベル廃液ガラス固化建屋において安全上重要なインターロックが作動した際に保安規定上の対応がなされなかった事象(2010年4月30日発生、5月14日報告)に対する再発防止対策として、制御建屋内の分離建屋、精製建屋、高レベル廃液ガラス固化建屋に係わる安全系監視制御盤にインターロック作動時の警報を設置する。
   
別添1:ガラス溶融炉における温度計の設置概要
別添2:制御建屋の安全系監視制御盤への警報設置概要

以上


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