平成21年10月29日

報道関係各位

日本原燃株式会社

高レベル廃液ガラス固化建屋における固化セル内の漏えい液の
調査状況について


 10月22日1時55分、高レベル廃液ガラス固化建屋固化セル内の洗浄作業の準備中に、高レベル廃液を移送する配管の閉止フランジの下に設置しているトレイを点検したところ、トレイ内に漏えい液があることを確認しました。(10月22日 公表済み
 また、漏えい液を希釈して採取し、分析した結果、トレイに溜まっていた漏えい液のセシウム−137放射能濃度は8.1×10Bq/mlでした。(10月23日 公表済み
 その後の調査で、漏えいした閉止フランジ(南側)及び隣接している閉止フランジ(北側)を取外したところ、双方の閉止フランジに接続されている配管内に液体を確認したため、分析した結果、南側閉止フランジ部の配管内液のセシウム−137放射能濃度は3.0×1010Bq/ml、北側閉止フランジ部の配管内液のセシウム−137放射能濃度は1.1×1010Bq/mlでした。
 配管内の回収液の分析結果等から、今回固化セル内に漏えいした液は、高レベル廃液であると判断しました。
 今後、さらに漏えいした原因等について調査を継続します。

 <参考> 固化セル内漏えい液等の分析結果(単位:Bq/ml)
 

以上


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