平成20年12月24日 |
報道関係各位 |
日本原燃株式会社 |
再処理施設 高レベル廃液ガラス固化建屋ガラス溶融炉 (A系列)におけるガラス溶融炉内の観察結果について |
高レベル廃液ガラス固化建屋のガラス溶融炉(A系列)において、12月22日より、溶融炉内にITVカメラを挿入し、炉内の詳細観察を実施したところ、ガラス溶融炉上部の耐火レンガ(以下「天井レンガ」という。)の一部が損傷していることが確認されました。(別紙参照) 当社としては今回の観察で確認された天井レンガの一部が損傷している状態について、天井レンガの必要な断熱機能と構造的強度が維持できていることを確認しており、12月19日に報告(経過報告)した、ガラス溶融炉の負圧維持及び閉じ込めの安全機能に対する評価結果に影響を与えるものではないと判断しております。 したがって、今後、ガラス溶融炉内の調査のために必要な熱上げ及びガラスの抜き出し作業は安全に実施できるものと考えております。 なお、かくはん棒(直棒)が曲がったことやガラス溶融炉天井レンガの一部が損傷した原因については、現在、調査中であります。 別紙 ガラス溶融炉内の観察結果 |
以上 |