平成18年2月10日

報道関係各位

日本原燃株式会社

ウラン濃縮工場における容器承認期限切れ濃縮ウラン用シリンダの保管について


 当社ウラン濃縮工場で保管している原子燃料工業鰹蒲Lの濃縮ウラン用シリンダ(ANSI規格30B)のうち、7本について容器承認期限が切れており、このうち、4本について濃縮ウランを充填していることが判明しました。
 当社は、平成17年12月16日、原子力安全・保安院核燃料サイクル規制課からの指示に基づき、当社ウラン濃縮工場内で保管・貯蔵している全てのシリンダについて、承認期限切れの有無の調査を行い、12月19日に、輸送容器としての承認を得ていない容器(48Yシリンダ)は2本であると報告しました。このことから、報告に至る経緯と原因を別添のとおりとりまとめ、原子力安全・保安院に対し、本日、報告しましたのでお知らせいたします。

 当社としましては、品質保証活動に全社をあげて取り組んでいる中で、濃縮事業部において、輸送容器の管理に一部不十分なところがあったことを重く受け止め、速やかに水平展開を図るとともに、今後、このようなことが無いよう、再発防止に努めてまいります。

 なお、濃縮ウランを充填しているシリンダ4本については、平成18年1月13日付保安院長指示文書を踏まえ、速やかに貯蔵設備として設計及び工事の方法の認可申請を行うこととします。



(クリックするとPDFファイルをご覧になれます)

以上


「ホームページ」へ 一覧へ