平成14年10月17日

報道関係各位

日本原燃株式会社

研究開発棟に係る核燃料物質の使用変更許可申請について

 当社は、ウラン濃縮技術の開発を行う研究開発棟に係る核燃料物質の使用について、本日、文部科学大臣に対し変更許可の申請を行いましたのでお知らせします。
 今回の申請は、研究開発棟で行うウラン濃縮に係わる材料の技術開発の効率化を図るため設備の一部を変更するもので、材料試験設備専用の発生回収装置の設置を行うものです。


<参考>
1.研究開発棟の概要
 (1)所在地
    濃縮・埋設事業所

 (2)施設の運営部署
    濃縮事業部 ウラン濃縮技術開発センターにおいて、施設の運営管理にあたる。

 (3)施設規模
    (1)主 棟 約69m×約39m
    (2)動力棟 約17m×約 7m

 (4)主要設備
    (1)試験設備
      カスケード試験設備、連続運転試験設備、単機試験設備、材料試験設備
    (2)付帯設備
      UF6取扱設備、所内電気設備、換気空調設備、放射線管理設備、
      管理廃水処理設備、貯蔵設備、分析設備、その他設備

 (5)建設の経緯
    研究開発棟着工 平成10年 8月
    竣 工     平成12年11月

2.今回の変更点
 (1)発生回収装置(六フッ化ウランを加熱気化・冷却固化して材料試験設備へ
    供給・回収する装置等)
   ・材料試験の効率化を考慮し1系統の装置を設置

 

以  上


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