平成14年9月27日

報道関係各位

日本原燃株式会社

再処理施設の工事計画に係わる変更届出について

 当社は、9月2日に国に提出した再処理工場の「試験運転全体計画書」に基づき、下記の内容について、本日、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に則り、経済産業大臣に対し再処理施設の工事計画の変更届出を行いましたので、お知らせいたします。


<届出内容>
 ・ウラン試験の開始予定時期を平成15年10月から平成15月6月へ変更。
 ・ウラン試験で使用するウラン数量を約50トンから約60トンに変更。

平成14年9月27日
日本原燃株式会社

 

再処理施設の工事計画の変更の届出(ウラン試験開始時期)について

 

<変更前>
 変更前の「再処理施設の工事計画」においては、「ウラン試験開始」時期を平成15年10月としている。
 これは、平成15年6月にウラン脱硝建屋において、他建屋のウラン試験で用いるウラン溶液準備のため、ウラン粉末を溶解する。これらの準備を経て、平成15年10月に主要施設においてウラン試験を開始する計画としていたことから、「ウラン試験開始」時期は、主要施設における「ウラン試験開始」時期である平成15年10月であると判断していた。


 

<変更後>
 変更後の「再処理施設の工事計画」においては、「ウラン試験開始」時期を平成15年6月としている。
 これは、当社はこれまで、ウラン脱硝建屋における「ウラン試験開始」のための準備作業(ウラン試験で用いるウラン溶液準備のためにウラン粉末を溶解する作業)は「ウラン試験開始」には含めないと判断していたが、管理区域の設定等が含まれる準備作業(ウラン溶液準備のためにウラン粉末を溶解する作業)から「ウラン試験開始」とすることが適切であると判断したことから、「ウラン試験開始」時期を平成15年10月から平成15年6月に変更する届出を行うものである。
 併せて、ウラン試験で使用する模擬燃料集合体等の量については、試験運転全体計画における概算値を反映し、約50t・Uから約60t・Uに変更する届出を行うものである。
 なお、この変更に伴う試験運転工程そのものの変更はない。


 

以  上


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