JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成14年2月1日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

使用済燃料受入れ・貯蔵施設内における出水原因の調査状況について

 
 

 当社は、使用済燃料受入れ・貯蔵施設内のPWR燃料貯蔵プールの漏えい検知装置における出水の原因を調査するため、先月15日から当該プール内の使用済燃料をBWR/PWR燃料共用貯蔵プールに移送しました。その後、当該プールに薬品を添加して、漏えい検知装置を通る水にも同種の薬品が検出されるかどうかのサンプリング及び分析を行ってきましたが、本日、この調査を評価・検討した結果、プールからの漏えいがあると判断いたしました。
 今後、漏えい箇所の特定など、引き続き詳細な調査を継続いたします。



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添付

<判断結果>
 漏えい検知水から、トレーサ投入前には存在しなかったウラニンが高濃度で検出されたため、PWR燃料貯蔵プール北壁部(西側)のプールライニングプレート部からの漏えいがあると判断した。
 なお、ほう素、リチウムについては投入前濃度または存在比の範囲内にあったため、プール水取出口A、Bからの漏えいはないと判断した。

 

以 上

 

 

 


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