JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成13年12月28日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

使用済燃料受入れ・貯蔵施設内における漏えい検知装置に係る調査について

 
 

  使用済燃料受入れ・貯蔵施設内のPWR燃料用貯蔵プールの漏えい検知装置により、本年7月以降、1秒間に2滴程度の水が確認されております。
 プールの漏えい検知装置においては、これまでも平成8年から毎年出水が確認されておりましたが、3〜4ヶ月程度で停止していた事などから、プール水の漏えいではなく、プール内張りとコンクリートの間隙などに生じる結露水などによる影響と判断しておりました。今回は5ヶ月を経過した現在でも確認されているため、出水の原因を別紙のとおり調査することといたしました。

 調査結果については、国、県、村に報告するとともに、公表いたします。

 なお、漏えい検知装置から排出される水については、液体廃棄物処理設備において適切に処理されており、環境への影響はありません。


別紙

原因調査について

1.調査対象プールである燃料貯蔵プール(PWR燃料用)に薬品を添加した上で、漏えい検知水中に添加された薬品が検出されるか調査する。(トレーサによる調査)

2.結露水等の調査
 ○ 結露水発生調査
 ○ 地下水、雨水浸入調査


以 上

 

 

 


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