JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

平成13年10月25日

報道関係各位

 

日本原燃株式会社

 

研究開発棟に係る核燃料物質の使用変更許可申請について

 
 

 当社は、ウラン濃縮技術の開発を行う研究開発棟に係る核燃料物質の使用について、本日、文部科学大臣に対し変更許可の申請を行いましたのでお知らせします。
 今回の申請は、六ヶ所ウラン濃縮工場へ導入する遠心分離機の開発を高度化機から新型遠心機に移行したことから、研究開発棟での開発の効率化を図るため設備の一部を変更するもので、単機試験及び連続運転試験に用いる遠心分離機の増設、試験用コールドトラップの増設、発生回収装置の設置を行うものです。



<参  考>

1.研究開発棟の概要
 (1)所在地
   濃縮・埋設事業所

 (2)施設の運営
   濃縮事業部・ウラン濃縮技術開発センターにおいて、施設の運営管理にあたる。

 (3)施設規模
   (1)主 棟 約69m×約39m
   (2)動力棟 約17m×約 7m

 (4)主要設備
   (1)試験設備
   カスケード試験設備、連続運転試験設備、単機試験設備、材料試験設備
   (2)付帯設備
   UF6取扱設備、所内電気設備、換気空調設備、放射線管理設備、
   管理廃水処理設備、貯蔵設備、分析設備、その他設備

 (5)建設の経緯
   研究開発棟着工  平成10年 8月
   竣 工      平成12年11月


2.今回の変更点
 (1)遠心分離機の増設
   ・単機試験用の遠心分離機を当初の6基から9基に変更
   ・連続運転試験用の遠心分離機を当初の6基から18基に変更

 (2)試験用コールドトラップ(六フッ化ウランガスを冷却化して回収する装置)
   ・当初の1基から試験の効率化を考慮し2基に変更

 (3)発生回収装置(六フッ化ウランを加熱し気化し、冷却固化して回収する装置等)
   ・単機試験の効率化を考慮し2系統の装置を設置



(図版はPDF形式でもご覧いただけます)

 

以 上

 

 

 


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