JAPANNUCLEARFUELLIMITED

平成13年4月2日

報道関係者各位

 

日本原燃株式会社

原燃マシナリー株式会社

 

原燃マシナリー株式会社の事業体制見直しについて

 
 

 原燃マシナリー株式会社は、ウラン濃縮遠心分離機の開発・設計・製造等を事業目的として平成10年5月に設立、同年11月にウラン濃縮機器株式会社と合併し、現在に至っております。
 一方、日本原燃株式会社は昨年10月、遠心分離機の開発機種を高度化機から新型機に移行することを決定し、六ヶ所の「ウラン濃縮技術開発センター」に同社および核燃料サイクル開発機構、原燃マシナリーの技術者を結集させるとともに、これまでの遠心分離機開発に係わる成果・知見を集約し、一元化された体制の下で新型遠心機の開発に全力で取り組んでいくことといたしました。
 このため、当面の遠心分離機製造業務がなくなる原燃マシナリーにつきましては、今後の事業体制を見直すことで検討を進めておりましたが、このほど開催された日本原燃取締役会(3月16日)および原燃マシナリー臨時株主総会(3月30日)において、原燃マシナリーを日本原燃の完全子会社とすること、また同社の主業務を六ヶ所ウラン濃縮工場の保守・補修業務とすること等を決定しましたので、お知らせいたします。

 

以 上

 

(参  考)
 
1.これまでの経緯
昭和59年12月   遠心分離機の開発・製造を目的としてメーカー3社(東芝、日立製作所、三菱重工業)により「ウラン濃縮機器株式会社」を設立
昭和61年10月 ウラン濃縮機器が、遠心分離機の開発・製造を目的に、仙台工場を設立
平成 6年 1月 ウラン濃縮機器が、遠心分離機の組立を目的に、六ヶ所工場を設立
平成10年 5月 日本原燃が原燃マシナリーを設立
平成10年11月 原燃マシナリーとウラン濃縮機器が合併
平成12年10月 日本原燃が、遠心分離機の開発機種を高度化機から新型機に移行
平成12年11月 日本原燃が、濃縮・埋設事業所内に「ウラン濃縮技術開発センター」を設立
平成13年 4月 原燃マシナリーの事業体制見直し
 
2.今後の事業体制
(1)主事業   ウラン濃縮プラントの保守・補修
(2)所在地 本社:青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字家ノ前1番地13
(3)要 員 従業員20名程度
(4)資本金および株主  平成13年度に41億5千万円の無償減資を実施し、減資後の資本金を5千万円、株主を日本原燃株式会社一社とする。
(5)社 長 笛木 謙右
 

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