JAPAN NUCLEAR FUEL LIMITED

 平成12年11月20日

報道関係者各位

日本原燃株式会社

 

六ヶ所再処理工場使用済燃料受入れ・貯蔵施設における
安全冷却水系循環ポンプの一時停止について

 
 

 当社再処理工場の使用済燃料受入れ・貯蔵施設は、現在、施設定期検査中でありますが、昨日11月19日(日)10時29分頃、安全冷却水系の循環ポンプ3台(A,B,C)のうちA,Cの2台(Bは点検中)が一時停止し、約9分後の10時38分に1台(C)、10時53分に残る1台(A)が起動し、復旧しております。
 本事象は、運転中であった熱交換器B,Cのうち、熱交換器Cへの安全冷却水の供給をAに切替える操作中に発生したもので、切替えのため熱交換器A,Cに同時通水した際、熱交換器への流量が一時的に増加したことで、系統の圧力が低下し、「冷却水循環ポンプA入口圧力低」によりインタ−ロック機能が働き、ポンプA,Cが自動停止に至ったものです。
 また、本件につきましては、昨日、科学技術庁及び青森県並びに六ヶ所村にその時点での状況を報告し、本日、更にその後の原因分析作業の状況を科学技術庁に説明したところ、本事象が軽微なトラブルに該当すると判断されましたので、お知らせいたします。
 なお、本事象の発生後、放射線関連モニタ−を確認した結果、異常は認められておらず、また、復旧までの間のプ−ル水の温度は十分低く保たれており、燃料及び周辺環境への影響はありません。

 

以上

 


(参考)

 

 

※詳細な図はこちらをご覧ください。(1800x1200dot : 310K Byte)

 


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