JAPANNUCLEARFUEL LIMITED

 

報道関係各位

平成12年8月10日

日本原燃株式会社

 

再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る
設計及び工事の方法の認可について

 
 

 当社は、去る5月15日、再処理工場(使用済燃料受入れ・貯蔵施設)の変更に係る設計及び工事の方法について、科学技術庁長官に対し認可申請を行いましたが、本日、認可されましたので、お知らせします。
 今回認可されました内容は、以下のとおりです。

 

1.使用済燃料輸送容器保守設備に係る設備工事

  

 再処理事業の開始後4年以内に設置することとしていた使用済燃料輸送容器保守設備のうち、本年4月3日に認可を受けた当該保守設備の建物工事に引き続き、今回は、建物内に据え付ける設備工事を行うものです。
 主な設備としては、当該保守設備の保守エリア、除染エリア内で使用済燃料輸送容器の移送時に使用するクレーン、台車及び輸送容器内部を洗浄する除染装置等です。

 

2.燃料取扱装置(PWR燃料用)補助ホイストに係る改良工事

 使用済燃料を取扱う燃料取扱装置(PWR燃料用)に関し、作業性向上を図るため、貯蔵プールの周辺作業を行う際に使用する補助ホイスト(吊り設備)について改良工事を行うものです。

 

3.低レベル廃液処理設備に係る改良工事

 プール水等から廃液が生じた際に浄化、濃縮・貯蔵する低レベル廃液処理設備に関し、運用性の向上を図るため、補給水槽バイパス管の設置等について改良工事を行うものです。

 

以 上

 


<別紙>

 


<別紙>

 

燃料取扱装置(PWR燃料用)補助ホイストの改良工事概要

 

変更前
変更後
   備考   

補助ホイストのフレームを伸縮可能な構造に改良することで、作業性の向上を図る。

 

低レベル廃液処理設備(補給水槽バイパス管設置)の改良工事概要

 

変更前
変更後
   備考   

バイパス管を設置することで、補給水槽の水質、水位管理の効率化を図る。


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