発表•お知らせ
2015年12月3日

査察用封印のき損等について(原因及び再発防止対策)

 当社は、10月21日に、再処理工場ウラン・プルトニウム混合酸化物貯蔵建屋の貯蔵庫の非常用退室扉に取り付けられていた査察用封印が、き損していることを発見(11月30日お知らせ済み)し、その後、原因を調査するとともに再発防止対策を検討してまいりましたが、その内容を本日、原子力規制庁に提出しましたのでお知らせします。
 本件に対して、本日、原子力規制庁から、当該封印のき損は、正当な理由に当たらないとの判断から厳重注意を受けました。

 当該封印は、ウラン・プルトニウム混合酸化物貯蔵建屋の貯蔵庫の監視システムの一部ですが、当該貯蔵庫には、製品ウラン・プルトニウム混合酸化物の核物質は貯蔵されておらず、この様な事象が生じた場合に通常実施される、原子力規制庁および国際原子力機関(IAEA)による当該区域に対する再検査等は行われません。

 当社としては、今回の判定をしっかりと受け止め、再発防止に努めてまいります。

以上