発表•お知らせ
2018年7月13日
報道関係各位
日本原燃株式会社

再処理工場に係る設計及び工事の方法の変更認可申請について

 当社は、再処理工場に係る設計及び工事の方法について、本日、原子力規制委員会に対し変更認可申請を行いましたので、お知らせいたします。
 今回の申請内容は、以下のとおりです。

(申請内容)
 新規制基準の適合に向けた火災等による施設の損傷防止を目的に、安全上重要な施設の安全機能および重大事故等の対処に必要な機能が損なわれないよう、以下の工事を実施する。

(工事内容)
○火災感知器多様化工事:
火災の早期感知の観点から、異なる原理の火災感知器を設置する。
○逆止弁および送水口設置工事:
地下などに設置している消火配管が地震による地盤変異によって破断した場合でも消火活動を可能とするよう、屋外防火水槽などから化学消防自動車等を通じて消火水を屋内消火栓設備へ供給するために、対象建屋内に送水口を設置する。また、供給した消火水が破断した消火配管から屋外に流出するのを防ぐために逆止弁を設置する。
○耐火性能向上工事:
安全上重要な施設を収容する建屋に既設されている火災区域および火災区画を見直し、火災の影響を軽減するため、3時間以上の耐火能力を有する耐火壁(防火ダンパ、防火戸等)を設置する。

(対象建屋)
 ① ウラン脱硝建屋
 ② ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋
 ③ ウラン・プルトニウム混合酸化物貯蔵建屋
 ④ 制御建屋
 ⑤ 非常用電源建屋

  • ※逆止弁および送水口設置工事は対象外
以上