発表•お知らせ
2013年2月2日

2月2日付毎日新聞「六ヶ所村『再処理堅持』の意見書」の報道について

 2012年9月7日に六ヶ所村議会が決議された、「使用済み燃料の再処理路線の堅持を求める意見書」について、当社がたたき台を提示し決議を働きかけた事実はありません。こうした報道は、六ヶ所村議会に対しても極めて失礼であると考えます。

 報道では、9月7日に、当社幹部が面会を約束していないのに正副議長室を訪問した、などと書かれておりますが、当社は、前日夕刻に民主党の政策が公表されたことから、その内容を速やかに情報提供するため、あらかじめご連絡した上で、翌日朝、村ならびに村議会に当該資料を持参したものです。

 意見書では、2011年12月の六ヶ所村議会全員協議会において既に出された、仮に再処理が撤退になれば高レベル・低レベル放射性廃棄物を村外に搬出すべきといったご意見に加え、国際熱核融合実験炉や三沢対地射爆撃場・六ヶ所対空射場など国策への協力についても言及されており、私どもとしても改めて村議会の皆さまの再処理事業に対する強い思いを痛感したところです。
 当社は、今後ともこうした村民を代表する村議会の皆さまの熱い思いをしっかりと受け止めて、安全を第一に事業を進めてまいります。

 上記内容などについて、本日、毎日新聞に対して厳重に抗議いたしました。

以上