事業情報

低レベル放射性廃棄物埋設センターの月別トピックス

2017年8月発表分

【8月31日公表 2017年度第6回低レベル放射性廃棄物の受入計画の変更について】

 2017年度低レベル放射性廃棄物の受入計画のうち、10月に予定している第6回(中国電力(株)島根原子力発電所分200リットルドラム缶824本(輸送容器103個))の受入れについて、低レベル放射性廃棄物搬出検査装置(搬出元)の放射能測定プログラムの不具合(8月7日お知らせ済み)に対する原因究明等のため、「調整中」としましたので、お知らせします。
 新たな受入時期については、受入計画が決まり次第、改めてお知らせします。
 
 別紙:2017年度 低レベル放射性廃棄物の受入計画について

【8月7日公表 低レベル放射性廃棄物搬出検査装置(搬出元)の放射能測定プログラムの不具合について】

 2017年8月4日、中国電力(株)島根原子力発電所、四国電力(株)伊方発電所、北陸電力(株)志賀原子力発電所、日本原子力発電(株)敦賀発電所より、低レベル放射性廃棄物搬出検査装置(搬出元)の放射能測定プログラムに不具合※1があり、当社が過去に受け入れた廃棄体の放射能濃度が適切に評価されていないものがあるとの連絡を受けました。
 現在、当該電力において詳細調査を進めているところです。
 当該廃棄体の放射能量について、表面線量当量率※2と放射能量の関連性から保守的に推定し、埋設施設の放射能量が管理基準を下回るとの見通しを得ています。
 なお、周辺への外部放射線の影響については、当該廃棄体の表面線量当量率は最大1.3mSv/hであり、既事業変更許可値である10mSv/h(1体あたりの廃棄体最大値)を十分に下回っていることから周辺への影響はありません。
 今後、電力からの最終報告を受け、適切に対応してまいります。

※1放射能測定プログラムの不具合:測定したデータが保存されないままプログラムが進行し、一部の廃棄体の放射能量が少なめに評価された状態になっていること。

※2表面線量当量率:廃棄体表面の単位時間あたりの放射線量

以 上

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