2014年1月6日

「2013・冬 日本原燃ふれあいコンサート」開催しました。

鵜木絵里with仙台フィルハーモニー管弦楽団
~クリスマスに贈る珠玉の名曲の夕べ~
 12月25日(水)、リンクステーションホール青森において、「2013・冬 日本原燃ふれあいコンサート」を開催いたしました。
 このたびも定員を超えるご応募がございましたので、厳正なる抽選により約2,000名のお客さまにご来場いただきました。
 当日は、ソプラノの鵜木絵里さんによる華麗な歌声や仙台フィルハーモニー管弦楽団の心温まる演奏に加え、指揮者岩村 力さんの楽しいトークもあり、思い出に残るクリスマスの夜になったのではないでしょうか。また、ご来場の皆さまから、チャリティ募金に対し多くの善意をお寄せいただきましたので、後日、青森県社会福祉協議会へ全額寄付させていただきます。


演奏中の仙台フィルと鵜木絵里さん


岩村 力さんと鵜木絵里さん

開催日時
2013年12月25日(水)
開演/午後6:30(開場/午後6:00)

開催場所
リンクステーションホール青森(青森市文化会館) 大ホール

出演者
岩村 力(指揮者)
鵜木 絵里(ソプラノ)
仙台フィルハーモニー管弦楽団

プログラム
ヨハン・シュトラウス2世 / ワルツ「春の声」
ロッシーニ / 「セビリアの理髪師」より“今の歌声は”
アンダーソン / クリスマスフェスティバル
クリスマス・ソングの名曲より
チャイコフスキー / 「くるみ割り人形」組曲より  他
※当日、曲目が変更になる場合があります。ご了承ください。

写真:岩村 力
指揮者:岩村 力

写真:鵜木絵里
ソプラノ:鵜木絵里

写真:仙台フィルハーモニー管弦楽団
仙台フィルハーモニー管弦楽団

お問い合わせ先
日本原燃「ふれあいコンサート」事務局(広報グループ)
電話:017-731-1658

「2013・冬 日本原燃ふれあいコンサート」チラシ(PDF)

出演者プロフィール

【仙台フィルハーモニー管弦楽団】
 1973年、市民オーケストラ「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生し、翌年に初の定期演奏会を開催。1978年の宮城フィルハーモニー協会の社団法人化に伴い、本格的なプロのオーケストラとして活動を開始。音楽総監督の故芥川也寸志(1983年4月~1989年1月)、音楽監督の外山雄三(1989年4月~2006年3月)らのもとで飛躍的な発展を遂げ広く注目される。1989年、本拠地の名を冠した「仙台フィルハーモニー管弦楽団」と改称し、1992年に「財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団」として再スタート。1999年に河北文化賞を受賞し、2000年には創立以来初となる海外公演(ウィーン、ローマほかヨーロッパ5都市で公演)を成功させる。2010年、宮城県より認定を受け公益財団法人へ移行。2013年3月には創立40周年を迎えた。
 現在、常任指揮者にパスカル・ヴェロ、首席客演指揮者に小泉和裕、ミュージック・パートナーに山田和樹が就任している。
 定期演奏会は仙台市青年文化センター・コンサートホールで年間9回18公演を開催。2010年10月の第250回定期演奏会では、パスカル・ヴェロ指揮によりドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」(コンサート形式)を上演し絶賛を博した。この他、特別演奏会、依頼演奏会、音楽鑑賞教室など、東日本エリアを中心に年間約110公演に及ぶ演奏活動を展開。仙台国際音楽コンクールでは2001年の第1回からホストオーケストラを務めるほか、仙台クラシックフェスティバル(通称「せんくら」)では演奏者として中心的な役割を担うなど、本拠地である仙台の音楽文化の振興に大きく貢献している。
 2011年3月の大震災により数ヶ月にわたり演奏活動のほとんどが中止となったが、「音楽の力による復興センター・東北」と協力して “つながれ心 つながれ力” を掲げて、音楽を被災者のもとに届けながら絆を紡ぐ活動を展開し続けている。それらの活動に対し、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞と渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞。2013年3月には(独行)国際交流基金の依頼によりロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク)で被災地の代表として演奏し、震災後に世界から寄せられた支援への感謝の気持ちと、復興に向かう被災地を音楽の力で支え続ける楽団の姿を伝え、その大役を果たした。

  仙台フィルハーモニー管弦楽団HP http://www.sendaiphil.jp/

【岩村 力(いわむら ちから) 指揮者】
 早稲田大学理工学部電子通信学科および桐朋学園大学演奏学科を卒業。黒岩英臣、飯守泰次郎、小澤征爾、R・シューマッヒャーの各氏に師事。マスタープレイヤーズ指揮者コンクール優勝、グゼッラ国際指揮者コンクール第2位など数多くのコンクールに入賞。
 1995年・1997年フェラーラ市立歌劇場の招待を受け、クラウディオ・アバド氏のもとで研鑚を積む。またシャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ジャン・フルネ、イヴァン・フィッシャーなどのアシスタントを数多く務めた。2001年以降は、ザグレブ国際現代音楽祭、ザグレブ・フィル、バーリ響、NHK交響楽団定期演奏会への出演、アルゲリッチの要請によりイタリア/コルティナにてパドヴァ室内管と共演するなど、国際的に活躍の場を広げている。また、2011年以降は関西フィル(ソリスト:神尾真由子)、兵庫芸術文化センター管弦楽団(ソリスト:林英哲)、東京シティ・フィル、仙台フィルの各定期演奏会にて日本人作曲家の作品を取り上げ、高い評価を博す。
 2000年から2007年までNHK交響楽団アシスタントコンダクター、2010年より兵庫芸術文化センター管弦楽団レジデント・コンダクターとして活動。

【鵜木 絵里(うのき えり) ソプラノ】
 東京藝術大学卒業。同大学大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ42期修了。修了時に優秀賞受賞。1999 年より一年間イタリア政府給費生としてミラノ市立音楽学校に留学し研鑚を積む。現在まで「魔笛」のパパゲーナ、「カルメン」のミカエラ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ、「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「天国と地獄」のユリディス、「 DAN YEAR2000 」における團伊玖磨作曲オペラ「ちゃんちき」の仔ぎつねのぼう役など多数出演。
 2001 年佐渡裕指揮、宮本亜門演出のミュージカル「キャンディード」ではヒロイン役クネゴンデに出演。同年「ホフマン物語」の機械人形オランピア役で二期会本公演デビューを飾る。また、2002 年には「日中国交正常化 30 周年」を記念して北京・保利劇場にて團伊玖磨の「ちゃんちき」に出演。新国立劇場には2003 年シーズン「アラベッラ」のフィアカーミッリ役で登場。2004 年チャールズ・アベル指揮、宮本亜門演出のミュージカル「キャンディード」再演に際して再びヒロイン役クネゴンデを演じ、約12 公演を務める。2005年神奈川県民ホール会館30年記念オペラ、一柳慧作曲世界初演「愛の白夜」のダニエル少年役に出演。年末年始には東京国際フォーラム「ブロードウェイガラコンサート」に於いて「オペラ座の怪人」クリスティーヌ役を歌うなど幅広く活躍。
 2006年には宮本亜門演出オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」(2006年度文化庁舞台芸術大賞を受賞)のデスピーナ役に出演し好評を得る。
 イタリア・オルヴィエート国際コンクール第2位受賞。同劇場にあるテアトロ・マンチネッリ劇場において「ファルスタッフ」のナンネッタ役に出演。 佐渡裕指揮、大阪城ホール「一万人の第九」ではソプラノソリストを務めるなど活躍の幅を広げている。
 桐朋学園芸術短期大学、桐朋学園大学非常勤講師。二期会会員。二期会スペイン音楽研究会会員。日本声楽アカデミー会員。