日本原燃 

2011年4月6日

当社敷地周辺でのヨウ素131の検出について


 本日、当社敷地周辺の放射線量等を測定しているモニタリングステーションにおいて採取した大気を分析した結果、微量の放射性物質(ヨウ素131)を検出したことを確認しました。
当社敷地周辺における大気中のヨウ素131の測定結果
地点 測定値 試料採取期間
老部川 0.6ミリベクレル/立方メートル 2011年3月28日
   〜4月4日
二又 0.6ミリベクレル/立方メートル
室ノ久保 0.8ミリベクレル/立方メートル
 今回確認された放射性物質濃度は、国が定める環境における基準(注)の約6千〜8千分の1と極微量であり、健康への影響はありません。
 なお、当社施設からの放射性物質の放出に関して異常はないことから、本事象は当社からのものではないと考えています。

(参考)
 仮に今回確認された放射性物質濃度の最大地点(0.8ミリベクレル/立方メートル)において空気を1週間吸い続けた場合でも、受ける放射線量は約0.002マイクロシーベルト相当です。
 なお、1回の胸部レントゲンで受ける放射線量(約50マイクロシーベルト)に比べても十分低い値です。


(注) 国が定める環境における基準:周辺監視区域外の空気中ヨウ素131の濃度限度(5000ミリベクレル/立方メートル)
※ベクレル:放射性物質が放射線を出す能力を表す単位。
※シーベルト:放射線による人体への影響度合いを表す単位。

以上


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