日本原燃 

2011年2月22日

海象調査等の実施について


 当社は、六ヶ所村及び三沢市の沖合い海域に観測装置を設置し、現在の海象状況を確認することを計画していますので、お知らせします。

1.調査の目的
   当社はモニタリング等により、これまでも再処理工場の安全性に問題がないことを確認してきているが、再処理工場の液体廃棄物による影響を評価する上で考慮すべき海流の流向や流速などのデータは、昭和61年に実施した調査に基づいており、すでに20年以上経過していることから、現在の海象状況等を改めて確認し、最新のデータを蓄積するために、調査を実施する。
   
2.調査の実施場所
   六ヶ所村及び三沢市の沖合い海域(別紙参照)。
   
3.調査の概要
   流向・流速、水温・塩分を観測するとともに、底質調査を実施。
観測・調査項目 観測・調査の概要
海 象
観 測
流向/
流速
連続観測 観測点:3ヶ所。観測装置を設置し、1年間の流向・流速観測を実施。
季別観測 観測点:16ヶ所。観測装置を設置し、1ヶ月間の流向・流速観測を4回(6月、8月、11月、2月)実施。
観測点:1ヶ所。船上から流向/流速計を降下させ、流向・流速観測を4回(6月、8月、11月、2月)実施。
水温/
塩分
連続観測 観測点:2ヶ所。1年間の水温・塩分観測を実施。(流向/流速連続観測点3ヶ所のうち2ヶ所において実施)
季別観測 観測点:8ヶ所。船上から水温塩分計を降下させ、水温・塩分観測を4回(6月、8月、11月、2月に各々1回)実施。
底質調査 調査地点:18ヶ所。船上から採泥器を降下させ、底質採取を4回(6月、8月、11月、2月に各々1回)実施。
*実施月については、天候等により変更になる場合もあり。 
   
   なお、本海象調査の実施に併せ、漁業活動や食生活等に関するアンケート調査等も実施予定。
   
4.調査期間
   平成23年3月から1年間の予定。
   
別紙:海象調査の実施場所

以上


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