日本原燃
2008年4月8日
 
各電力会社の低レベル放射性廃棄物搬出検査装置の
健全性確認に関する調査結果について
(「廃棄物埋設確認申請書(廃棄体用)」記載データの一部誤りについて)
 

 

 当社は、関西電力株式会社の美浜発電所に設置されている検査装置の表面線量当量率の演算プログラムで使用する設定値に一部誤りがあったことを踏まえ(平成20年1月16日公表)、他の原子力発電所に設置されている検査装置に対し、同様の誤りが無いかを各電力会社を通じて確認してまいりました。
 当社は、平成20年3月末までに各電力会社からの確認結果報告を受領し、その結果を報告書に取り纏め、本日、経済産業省原子力安全・保安院及び(独)原子力安全基盤機構へ提出しました。
 本報告書では、3原子力発電所に設置されている検査装置の表面線量当量率の演算プログラム(計算式)の一部に誤りが発見された旨を報告しておりますが、これによるデータの差異はいずれもわずかなものであり、正しいデータの最大のものについても埋設基準※1と比較してそれを十分に下回るものでした。
 当社といたしましては、当該電力会社に対しても再発防止の徹底を求めるとともに、今後も再発防止対策を確実に実施してまいります。

 
※1 「廃棄物埋設事業許可申請書」及び「廃棄物埋設施設保安規定」に記載されている埋設できる廃棄体の基準

別紙1: 表面線量当量率データの訂正が必要となる廃棄体の概要(PDF)

別紙2: 「低レベル放射性廃棄物搬出検査装置の健全性確認に関する調査結果報告書(「廃棄物埋設確認申請書(廃棄体用)」記載データの一部誤りについて)」(PDF)
 
以上
 

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