日本原燃
2007年11月5日
 
ガラス固化に係る試験の開始について
 

 

 当社はこのたび、アクティブ試験中の六ヶ所再処理工場において、再処理工程で抽出した核分裂生成物を含む高レベル廃液をガラス溶融炉へ供給する作業を始めました。すなわち、ガラス固化に係る試験(ガラス溶融炉運転性能確認試験)を開始しました。
 本日午前10時20分頃からは、ガラス固化体容器(ステンレス製)への注入・充填を開始しました。
 今後は、蓋をして溶接を行い密閉した上で、閉じ込め検査等の安全確認を行ってからガラス固化体貯蔵設備へ移送し、最終処分施設へ搬出するまでの間、安全を第一とした安定的な管理を行う計画です。
 これにより、六ヶ所再処理工場が果たすべき役割の一つである廃棄物の減量化と適切な管理、ならびに、資源小国のわが国が目指す原子燃料サイクルの推進に向けて、更に一歩前進したことになります。

以上

 

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