石綿(アスベスト)使用等の調査結果について


 

 石綿(アスベスト)の製造および新規使用等の全面禁止の前倒し実施を含め、早期の代替化を検討している社会的状況を踏まえ、当社の建物および設備における石綿使用等について調査を行いました。結果は次のとおりです。

1.建物における石綿使用状況および今後の対応

 

 吹付け石綿を使用している建物はありません。
 また、石綿を含有した建材につきましては、これらからの飛散の可能性はないものの、建物の解体時には飛散防止の処置を実施のうえ、法令等に基づく解体・搬出・処理を行います。

 

※石綿を含有した建材を使用している、あるいは使用している可能性のある建物数
 ○再処理施設・廃棄物管理施設関連   36棟(全122棟中) ※10月14日訂正
 ○ウラン濃縮施設・廃棄物埋設施設関連 23棟(全56棟中)
 ○その他関連施設(社宅、寮など) 17棟(全28棟中)

   
2.設備における石綿使用状況および今後の対応
   石綿を含有した製品(シール材、ジョイントシート等、約44,000個)は、成形品のため通常状態において飛散の可能性はありませんが、今後、定期点検や修繕工事などの機会に順次、非石綿製品へ取り替えていく予定です。
 
(個)
 

ウラン濃縮施設

再処理施設

廃棄物埋設施設

廃棄物管理施設

シール材、ジョイントシート

約20,000

約20,000

約630

約2,000

約43,000

クレーン・ホイストのブレーキライニング

約50

約800

約60

約40

約1,000

   
3.石綿に関する労災認定状況調査結果
   石綿に起因すると見られる疾病について、当社およびグループ会社6社の社員(元従業員含む)が労災申請をした、あるいは認定を受けた事例はありません。
 

※なお、石綿含有の可能性のある吹付け岩綿(ロックウール)についても、念のため、成分分析等の確認を行います。