日本原燃
【C情報】(2012年6月21日掲載)

再処理工場 分析建屋


分析建屋における協力会社作業員の負傷について

 6月20日(水)13時20分頃、再処理工場 分析建屋(管理区域内)において、協力会社作業員が、分析ボックスから測定試料を搬出する作業を実施中、分析ボックスの搬出口に設置されたステンレスの扉(約23kg)が閉まり(重力落下)、扉に右手を挟みました。当該の扉については、扉を上下させるためのエアシリンダと扉を固定している金具が、扉の開閉時の振動・衝撃により緩み外れたものと推定しました。
 当該作業員の身体サーベイを実施した結果、汚染がないことを確認しました。
 その後、社外の医療機関へ搬送し、右中指・環指末節骨骨折と診断されました(全治6週間)。
 当該箇所と類似の扉に対して、金具の緩みがないかを確認し、緩みが確認されたものについては、金具の締め付け・調整を行います。また、締め付け・調整後の位置にマーキングを行い、定期的に金具の緩みがないことを確認していきます。

 構内配置図

図


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