日本原燃
以下はABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。

(2012年3月19日掲載)
低レベル放射性廃棄物埋設センター


低レベル廃棄物管理建屋における廃棄体払い出し作業の停止について

 3月16日(金)13時半頃、低レベル廃棄物管理建屋において、廃棄体の払い出し作業として、検査室(払い出しエリア)の架台※1に仮置き中の廃棄体の3段目(8本)を払い出し天井クレーンで掴もうとしたところ、警報が発報し当該クレーンが停止しました。現場の状況を確認したところ、仮置き時の廃棄体(3本輪帯※2)位置のずれにより、当該クレーン吊具が廃棄体下端部に接触したものと想定される廃棄体の荷ずれを確認したため、同作業を中止しました。
 なお、この事象による廃棄体の変形はなく放射性物質の漏洩もありません。
 今後、3本輪帯の廃棄体を仮置きする際には目視による位置確認を追加するとともに、諸準備が整い次第作業を再開いたします。



※1 架台: 検査済みの廃棄体を構内輸送車両へ積込むまでの間、検査室(払い出しエリア)に一時仮置きするための架台
※2 輪帯: ドラム缶の胴体の強度を増すために付けている帯状のふくらみ、通常2本のものと3本のものがある



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