9月8日(水)に、使用済燃料受入れ・貯蔵建屋において、燃料貯蔵プールに冷却水を補給するための貯槽(補給水槽)の水位計AおよびBのうち、水位計Bについて点検を実施したところ、10時22分頃、点検準備が整う前に水位計Bの信号線※1を解線したため、貯槽の水位低警報が発報し、2系統ある補給水設備ポンプのうち1系統(B系)が停止するとともに、系統分離弁※2が閉止しました。
貯槽の水位については維持されていることを確認しました。
解線した信号線については速やかに結線して機能の回復を確認した上で、11時53分にもう一方の補給水設備ポンプAを起動し、11時58分に系統分離弁を開状態に復旧しました。
その後、停止した補給水ポンプBへの切り替えを12時40分に完了し、健全であることを確認しました。
本事象に伴う周辺環境への影響はありません。
※1 水位計Bの信号線 |
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燃料貯蔵プールに冷却水を補給するための貯槽の水位を示す電気信号が通る線 |
※2 系統分離弁 |
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一般系統の設備と安全上重要な設備とを仕切る弁 |
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