8月14日(土)3時56分頃、低レベル廃棄物処理建屋において、廃溶媒処理系※1の処理廃液を調整する運転をしていたところ、消石灰供給機※2に警報が発報し、当該供給機
が停止しました。現場調査を実施したところ、消石灰供給機の駆動軸を固定するフランジ※3
の割れが確認されました。
原因は、消石灰が系統内で詰まった状態で供給を行ったことで消石灰供給機のモータ過
負荷により、駆動軸を固定しているフランジに応力がかかり割れたものと推定されること
から、今後、当該フランジを交換して復旧する予定です。
※1 廃溶媒処理系:溶媒処理系より発生する廃溶媒を消石灰(水酸化カルシウム)と混合し、熱分解装置に供給してリン酸と可燃性ガスに分解する設備
※2 消石灰供給機:廃溶媒を中和するための消石灰(水酸化カルシウム)を調整槽へ供給する設備
※3 フランジ:継手の一種であり、配管や軸等の接続に使用されるもの
概略図
|