7月30日(金)9時20分頃、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターにおける増設施設の建屋換気ダクト接続工事のため管理区域系及び検査室系換気設備を計画停止したところ、12時56分、換気筒ダストモニタの注意警報が発報しました。調査の結果、当該モニタの指示値が上昇し注意警報が発報したのは換気設備の停止により換気筒内に滞留した天然の放射性核種※によるものであり、施設からの影響によるものではなかったことを確認しました。
その後当該換気設備を復旧させたことにより、新たな天然の放射性核種が滞留しなくなるとともに減衰したことにより換気設備当該モニタの指示値が低下し、21時58分に注意警報が復旧したことを確認しました。
本事象に伴う周辺環境への影響はありません。
※天然の放射性核種 |
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ラドンの壊変に伴い生ずる核種で鉛、ビスマス等 |
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